PowerDirector14 Ultra購入&設定等 と Windows10での動画キャプチャ&エンコード
- 2015/12/27 23:51
- カテゴリー:動画キャプチャ & エンコード
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■ 前置き
自分の所有しているPowerDirectorは、バージョン8、10、11、12、そして今回の14の購入です。
PowerDirector14公式HP:
http://jp.cyberlink.com/products/powerdirector-ultra/features_ja_JP.html
ちなみにPCの環境で、OSが「Windows10」& 動画キャプチャソフトが「アマレコTV」の場合、
PowerDirector14の最新アップデートパッチでソフトウェアの更新が必須だと思います。
※ 現時点では、2016年3月22日版が最新のアップデートパッチ。
この最新のアップデートで更新する事で、
・OS:Windows10
・ゲーム画面キャプチャ:アマレコTV ( aviファイル )
・動画の編集&ファイル変換出力: PowerDirector14 ( MP4ファイル ( H.264 ) )
上記の組み合わせでも動作が正常化される様になりました。
※ 実際に上記の環境の組み合わせで行った動画が下記。 ゲーム:Division ( XboxOne版の製品版 )
ちなみにWindows10で、PowerDirector14の最新のアップデート更新していない状態で、
アマレコTVのaviファイルをファイル変換出力しようとした場合、下記の様なエラーが出ます。
■ PowerDirector14の設定等
以前のPowerDirector10以降等を使用していると、個人的には設定箇所の変更箇所は
ほとんど同じで少ないと思えるので、簡単にSS付きで纏めて説明します。
ちなみに、ゲームキャプチャ動画をYoutubeアップロードを考えての設定になります。
◎ メニューの一番右上の基本設定
全般
・フレームレート: 60 FPS
※ 自分の場合、60FPSのゲームのキャプチャを編集するので60FPSですが、
普段30FPSで動画を編集する場合、30FPSのままで良いかと思う。
ハードウェアアクセラレート
・グラフィックボードに依存すると思いますが、2項目ともチェックマークをON。
出力
・ビデオのブロックノイズを軽減する:
ゲームの動画キャプチャの場合、元々HD画質等の高解像度&高ビットレートの動画を
ファイル変換出力を行うので、ブロックノイズはチェックマークをOFFにしています。
それ以外のSD画質等の低解像度で、低ビットレート出力のファイル変換等であれば
チェックマークをON。
・ソフトウェアエンコーダー使用時に、映像ノイズを削減する:
これは常にチェックマークをON。
◎ 編集 項目
・自分の場合、補正/強調のビデオエンハンスメントのみ「 レベル:30 」程度、
動画部分には適応させています。
これを行う事で、Youtubeのアップロード後の再エンコードの影響を受けても、
画質が落ちにくい様に感じるので。
◎ 出力 項目
※ 編集時の自分のゲームキャプチャ動画自体の詳細:1280 x 720p、59.94 FPS
・出力設定自体はほぼSSの通りですが、
解像度:1920 x 1080 ( 720p → 1080pへ、アップコンバート )、
フレームレート:60 FPS ( 59.94 → 60 へ補完 )
デブロッキング:OFF
※ デブロッキング自体、ゲームキャプチャ動画の場合OFFの方が画質が綺麗な気がする。
※ それと蛇足で、PowerDirector14と12では、同じ解像度でも出力ビットレートの
上限が少しだけ違います。下記は、PowerDirector12Ultimate Suiteの出力画面
◎ 実際の出力完了後の画面
※ 動画の中に動画を入れている( ピクチャーインピクチャー:PiP ) の編集等が分かるように、
タイムラインスクロールバーをPiPの確認が出来る位置までずらしてSSを撮っています。
・動画の長さが 4分34秒、実際のファイル変換時間は 15分37秒。
※ 解像度:720p → 1080pへのアップコンバートで、フレームレート:60FPS、
編集時にPiP、補正/強調のビデオエンハンスメント:30、
ファイル出力時ソフトウェアエンコーダー使用で、この編集内容で
この程度の時間経過なので、PowerDirector14のエンコードは個人的には速いかと思います。
■ Youtubeにアップロードした画質テスト用動画
※ 動画の条件を合わせるために、同一ゲームを使用し、
見栄え的にも走行コースは2種類に絞っています。
※ 下記のYoutubeの動画は、動画の再生設定で、『 720p60 』以上を指定すると、
60FPS再生されるので画質が良くわかるかと思います。
◎ 動画キャプチャの環境:
OS:Windows10
キャプチャ:Arcsoft Showbiz ( MP4 H.264)
ファイル編集&出力:PowerDirector14 ( MP4 H.264 )
ゲーム:Forza Motorsport 6 ( Xbox One )で、前半後半で2コース走行。
※ 現時点の自分の動画キャプチャと編集環境
設定 ( このソフトは設定がほぼ用意されていない )
・画質 : 最高
・ファイル形式 : MP4 ( H.264 )
仕様
・解像度 : 1280 x 720p ( キャプチャボード依存 )
・フレームレート : 60 FPS
【 PoweDirector14 設定 】
補正/強調
・ビデオエンハンスメント : 30
出力
・ファイル形式:MP4 ( H.264 )
・解像度 : 1920 x 1080p
・フレームレート : 60 FPS
・平均ビットレート:60000
・フレーム種類 : プログレッシブ
・プロファイル : ハイプロファイル
・Entropy コーディング : CABAC
・画質モード : ON
・デブロッキング : OFF
・音声圧縮 : AAC
・音声チャンネル : ステレオ
・音声圧縮率 : 384 kbps
◎ 動画キャプチャの環境:
OS:Windows10
キャプチャ:アマレコTV ( avi )
ファイル編集&出力:TMPEGEnc Video Mastering Works 6 体験版 ( MP4 H.264 )
ゲーム:Forza Motorsport 6 ( Xbox One )、1コース走行
以上これにて。
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