動画キャプチャー環境 を新たに再構築
- 2018/04/21 12:51
- カテゴリー:動画キャプチャ & エンコード, XboxOne & Xbox360, XboxOne ゲーム
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「 OBS を使用したXboxOneやPS4のゲーム配信1 ( Twitch ) & OBSでMP4動画キャプチャ 」
2011年8月1日( ※ 以前までのキャプチャ環境 )
「 HD画質動画キャプチャーの 環境構築 」
以前の動画キャプチャー環境構築の記事が2011年8月なので、約6年数か月ぶりに、キャプチャー環境の再構築。
ただ、今のところ4Kのキャプチャを行いたいとはまだ思わないので、
今回のキャプチャー環境の特徴はシンプルに下記。
・パソコン :省スペースなノートPC ( 以前はデスクトップPC )
・解像度 :1920 x 1080 = 1080p ( 以前は1280 x 720 の 720p )
・フレームレート:60 FPS ( 以前も同様 )
■ 今回キャプチャー環境の再構築で購入した物( ※ その他も含む )
・キャプチャー機器 :AVerMedia Live Gamer EXTREME GC550
※ 解像度/フレームレート ( 1920 x 1080p / 60 FPS )、
エンコード方式 ( ソフトウェアエンコード )、
接続インターフェース ( USB3.0 )、
入・出力端子( HDMI、出力にHDMIパススルー有り )、
電源 ( USB3.0バスパワー )、
キャプチャーソフト ( RECentral4を公式HPからDL可 )。
製品の公式HP:https://www.avermedia.co.jp/product_swap/gc550.html
※ このキャプチャー機器 AverMedia GC550 、動作推奨環境を満たしている自分の新しいノートPC環境で、
普通に接続してデフォルト設定で使用した場合、一定時間でキャプチャーが勝手に止まる不具合
( amazonのレビューでも結構色々な不具合報告有り ) が有ったので、解決するのに少し時間がかかりました。
ちなみに自分の場合の解決した方法は、下記。
①デスクトップの何もないところでマウス右クリック、「 NVIDIAコントロールパネル 」を選択し、
左のメニューの「 3D設定管理 」を選択、そして右の「 プログラム設定 」タブを選択し、
「 1.カスタマイズするプログラムを選択 」へ キャプチャーソフト ( AmarecTV4やOBS Studio等 ) を追加し、
「 このプログラム用の優先するグラフィックスプロセッサを選択~ 」の部分を
グローバル設定 → 高パフォーマンスNVIDIAプロセッサを選択し、右下の設定の適用をマウス左クリック。
※ デフォルトでは、2DアプリはIntel CPUのグラフィック機能、3DアプリはNVIDIAグラフィックプロセッサで
自動的にグラフィックの機能を切り替えてそうなので、キャプチャソフトは2DでエンコードによるCPU負荷を
少しでも低減するため?。
②キャプチャソフトで、ノートPCのCPU負荷は意外にかなり高いので、キャプチャソフトの設定で可能であれば、
Intel CPU の QSVか、NVIDIA Geforce系のNVENCのハードウェア機能を使用する。
※ ただし画質は少し落ちるみたいですが
③これらは関係ない項目かもしれませんが念の為、
コントロールパネル → ハードウェアとサウンド → 電源オプション を選択し、
電源に接続時のスリープ時間を適度に長時間へ延ばし、
「 詳細な電源設定の変更 」でUSBのセレクティブサスペンド ( 一定時間使用していないUSBの電源を切る )を
無効に設定。
・HDMIケーブル :Syncwire HDMI2.0 ( 2m ) x 2本、
ELUTENG HDMI2.0 ( 5m ) x 2本。
※ 自分の環境では、HDMIキャプチャー機器のパススルー使用時は 5m x 2本のみ、
HDMI分配器を使用時は 2m x 2本、5m x 1本なので、
2パターンをテストする為用意。
※ どちらも、HDMI規格 ( HDMI2.0 )、
伝送帯域 ( 18 Gbps )。
・HDMI分配器 :ELUTENG HDMI2.0 スプリッター
※ キャプチャー機器の出力のパススルーを使うと分配器は本来必要ないですが、
自分のキャプチャー機器を接続するノートPCとゲーム機&TVの距離が有る為、
HDMIケーブルを入力のみの1本で済ませる為に購入。
※ 入力 ( HDMI x 1 )&出力 ( HDMI x 2 )、
解像度/フレームレート ( 4K & 2K / 30FPS、1080p / 60FPS )
HDMI規格 ( HDMI2.0 )、
伝送帯域 ( 10.2 Gbps、※ 購入後気づいたけれど18 Gbpsではない )
・動画編集ソフト :TMPGEnc Video Mastering Works 6
※ 以前までの、PowerDirector14と比較して
自分のPC環境で実際に体験版の使用時に、編集がとても軽く快適で、
H.264 mp4出力設定も細かく出来て ( CBR or VBR 2passエンコード等 )、
出力されたmp4自体も特に単一色に見える背景等でのノイズが少ないように
思えるので製品を購入。
※ ちなみにデメリットも少し有り、
ソフト起動時にインターネットで認証が毎回有りそうなのでインターネット回線必須、
あくまで動画編集とエンコードがメインでDVDやブルーレイ等のディスク作成補助は
別のTMPGEnc authoring worksの方になります。
◎ キャプチャー用ソフト等は以前からのものを使用しているので下記
・AmarecTV 4 ( 64bit版 )
※ codec ( 有料のAmvVideoCodec4.1 or 現時点で無料のUt Video codec suite )、
ファイル形式 : avi。
・OBS Studio ( 64bit版 )
※ ファイル形式 : mp4 ( NVIDIAのGPUのハードウェア処理の NVENC、 H.264 )
or mp4 ( Intel CPUのハードウェア処理の Quick Sync Video、 H.264 ) の
2パターンが自分のノートPCでは処理が軽いのでキャプチャーのテスト中。
※ mp4 H.264ソフトウェア処理 ( 1080p / 60 fps、プリセット : faster ) は、
自分のノートPCでのCPU使用率が60%を常に超えてPCのファンが唸るので断念。
◎ 自分の現在メインのノートPCスペック( 前回の記事に記載済み )
【 HP Pavilion Power15 のカスタマイズモデル 】
・OS : Windows10 Pro
・Display : 15.6 inch、1920 x 1080 ( Full HD非光沢、IPSディスプレイ )
・CPU : Intel Core i5-7300HQ
・GPU : NVIDIA Geforce GTX 1050
・Memory : 8 GB ( DDR4-2400Mhz )
・HDD : 1TB HDD
・無線機能 : IEEE802.11 a/b/g/n/ac、 Bluetooth 4.2
■ キャプチャー機器との接続状況
・ゲーム機 ( XboxOne X等 ) のHDMI出力を、HDMIスプリッターのHDMI入力へ接続。
・HDMIスプリッターのHDMI出力1を、TVのHDMI入力へ接続。
・HDMIスプリッターのHDMI出力2を、キャプチャー機器GC550のHDMI入力へ接続。
・キャプチャー機器GC550のUSB3.0ケーブルを、ノートPCのUSB3.0端子入力へ接続。
■ 新しいキャプチャー環境でキャプチャしたSSと動画
◎ ゲーム機:XboxOne X の 「ゴーストリコン ワイルドランズ」の 実際のゲームプレイ画面SS
◎ ゲーム機:XboxOne X の 「 Forza Motorsports 7」の 実際のゲームプレイ動画
・キャプチャ機器 : AverMedia Live Gamer EXTREME GC550 ( 1080p / 60 fps )
・キャプチャソフト : AmarecTV4 ( AmvVideoCodec4.1, avi capture )
・動画編集出力 : TMPGEnc Video Mastering Works 6 ( avi → H.264 mp4 )
◎ ゲーム機:XboxOne X の 「 Quantum Break 」の 実際のゲームプレイ動画
・キャプチャ機器 : AverMedia Live Gamer EXTREME GC550 ( 1080p / 60 fps )
・キャプチャソフト : OBS Studio ( H.264 mp4, QSV capture )
・動画編集出力 : なし nothing ( Youtube Upload only )
■ 最後に個人的な感想
解像度 1080p / フレームレート 60 fps の動画キャプチャーは、ソフトウェア処理のキャプチャー機器の場合、
自分の現時点の最新のミドルスペック?のノートPCですら、想定していた以上にCPU負荷が高かったので
悩みましたが、色々キャプチャーテストしていて自分の中では、アップロード用動画で短時間はAmarecTV4、
アップロード長時間&配信動画はOBS Studio ( QSV, H.264 mp4 )で落ち着きそうな感じです。
ただ、キャプチャー時はノートPCの熱も高くなるので、ノートPC用の下に設置するクーラー( 送風 )で
外部から熱を冷ましつつ使用しています。
最初は不具合でキャプチャー出来ないのかと悩まされましたが、
最終的にはキャプチャー動画も安定して綺麗に撮れているので一応満足な感じです。
左のメニューの「 3D設定管理 」を選択、そして右の「 プログラム設定 」タブを選択し、
「 1.カスタマイズするプログラムを選択 」へ キャプチャーソフト ( AmarecTV4やOBS Studio等 ) を追加し、
「 このプログラム用の優先するグラフィックスプロセッサを選択~ 」の部分を
グローバル設定 → 高パフォーマンスNVIDIAプロセッサを選択し、右下の設定の適用をマウス左クリック。
※ デフォルトでは、2DアプリはIntel CPUのグラフィック機能、3DアプリはNVIDIAグラフィックプロセッサで
自動的にグラフィックの機能を切り替えてそうなので、キャプチャソフトは2DでエンコードによるCPU負荷を
少しでも低減するため?。
②キャプチャソフトで、ノートPCのCPU負荷は意外にかなり高いので、キャプチャソフトの設定で可能であれば、
Intel CPU の QSVか、NVIDIA Geforce系のNVENCのハードウェア機能を使用する。
※ ただし画質は少し落ちるみたいですが
③これらは関係ない項目かもしれませんが念の為、
コントロールパネル → ハードウェアとサウンド → 電源オプション を選択し、
電源に接続時のスリープ時間を適度に長時間へ延ばし、
「 詳細な電源設定の変更 」でUSBのセレクティブサスペンド ( 一定時間使用していないUSBの電源を切る )を
無効に設定。
・HDMIケーブル :Syncwire HDMI2.0 ( 2m ) x 2本、
ELUTENG HDMI2.0 ( 5m ) x 2本。
※ 自分の環境では、HDMIキャプチャー機器のパススルー使用時は 5m x 2本のみ、
HDMI分配器を使用時は 2m x 2本、5m x 1本なので、
2パターンをテストする為用意。
※ どちらも、HDMI規格 ( HDMI2.0 )、
伝送帯域 ( 18 Gbps )。
・HDMI分配器 :ELUTENG HDMI2.0 スプリッター
※ キャプチャー機器の出力のパススルーを使うと分配器は本来必要ないですが、
自分のキャプチャー機器を接続するノートPCとゲーム機&TVの距離が有る為、
HDMIケーブルを入力のみの1本で済ませる為に購入。
※ 入力 ( HDMI x 1 )&出力 ( HDMI x 2 )、
解像度/フレームレート ( 4K & 2K / 30FPS、1080p / 60FPS )
HDMI規格 ( HDMI2.0 )、
伝送帯域 ( 10.2 Gbps、※ 購入後気づいたけれど18 Gbpsではない )
・動画編集ソフト :TMPGEnc Video Mastering Works 6
※ 以前までの、PowerDirector14と比較して
自分のPC環境で実際に体験版の使用時に、編集がとても軽く快適で、
H.264 mp4出力設定も細かく出来て ( CBR or VBR 2passエンコード等 )、
出力されたmp4自体も特に単一色に見える背景等でのノイズが少ないように
思えるので製品を購入。
※ ちなみにデメリットも少し有り、
ソフト起動時にインターネットで認証が毎回有りそうなのでインターネット回線必須、
あくまで動画編集とエンコードがメインでDVDやブルーレイ等のディスク作成補助は
別のTMPGEnc authoring worksの方になります。
◎ キャプチャー用ソフト等は以前からのものを使用しているので下記
・AmarecTV 4 ( 64bit版 )
※ codec ( 有料のAmvVideoCodec4.1 or 現時点で無料のUt Video codec suite )、
ファイル形式 : avi。
・OBS Studio ( 64bit版 )
※ ファイル形式 : mp4 ( NVIDIAのGPUのハードウェア処理の NVENC、 H.264 )
or mp4 ( Intel CPUのハードウェア処理の Quick Sync Video、 H.264 ) の
2パターンが自分のノートPCでは処理が軽いのでキャプチャーのテスト中。
※ mp4 H.264ソフトウェア処理 ( 1080p / 60 fps、プリセット : faster ) は、
自分のノートPCでのCPU使用率が60%を常に超えてPCのファンが唸るので断念。
◎ 自分の現在メインのノートPCスペック( 前回の記事に記載済み )
【 HP Pavilion Power15 のカスタマイズモデル 】
・OS : Windows10 Pro
・Display : 15.6 inch、1920 x 1080 ( Full HD非光沢、IPSディスプレイ )
・CPU : Intel Core i5-7300HQ
・GPU : NVIDIA Geforce GTX 1050
・Memory : 8 GB ( DDR4-2400Mhz )
・HDD : 1TB HDD
・無線機能 : IEEE802.11 a/b/g/n/ac、 Bluetooth 4.2
■ キャプチャー機器との接続状況
・ゲーム機 ( XboxOne X等 ) のHDMI出力を、HDMIスプリッターのHDMI入力へ接続。
・HDMIスプリッターのHDMI出力1を、TVのHDMI入力へ接続。
・HDMIスプリッターのHDMI出力2を、キャプチャー機器GC550のHDMI入力へ接続。
・キャプチャー機器GC550のUSB3.0ケーブルを、ノートPCのUSB3.0端子入力へ接続。
■ 新しいキャプチャー環境でキャプチャしたSSと動画
◎ ゲーム機:XboxOne X の 「ゴーストリコン ワイルドランズ」の 実際のゲームプレイ画面SS
◎ ゲーム機:XboxOne X の 「 Forza Motorsports 7」の 実際のゲームプレイ動画
・キャプチャ機器 : AverMedia Live Gamer EXTREME GC550 ( 1080p / 60 fps )
・キャプチャソフト : AmarecTV4 ( AmvVideoCodec4.1, avi capture )
・動画編集出力 : TMPGEnc Video Mastering Works 6 ( avi → H.264 mp4 )
◎ ゲーム機:XboxOne X の 「 Quantum Break 」の 実際のゲームプレイ動画
・キャプチャ機器 : AverMedia Live Gamer EXTREME GC550 ( 1080p / 60 fps )
・キャプチャソフト : OBS Studio ( H.264 mp4, QSV capture )
・動画編集出力 : なし nothing ( Youtube Upload only )
■ 最後に個人的な感想
解像度 1080p / フレームレート 60 fps の動画キャプチャーは、ソフトウェア処理のキャプチャー機器の場合、
自分の現時点の最新のミドルスペック?のノートPCですら、想定していた以上にCPU負荷が高かったので
悩みましたが、色々キャプチャーテストしていて自分の中では、アップロード用動画で短時間はAmarecTV4、
アップロード長時間&配信動画はOBS Studio ( QSV, H.264 mp4 )で落ち着きそうな感じです。
ただ、キャプチャー時はノートPCの熱も高くなるので、ノートPC用の下に設置するクーラー( 送風 )で
外部から熱を冷ましつつ使用しています。
最初は不具合でキャプチャー出来ないのかと悩まされましたが、
最終的にはキャプチャー動画も安定して綺麗に撮れているので一応満足な感じです。
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